このコラムでは、富士社員がどんな想いで商品を作っているのか
「製作秘話」をご紹介します。
今回ご紹介するのは、「魔法のスポンジ」です。

洗い物って毎日のことだからこそ、ラクにしたい家事の一つですよね。
特に油汚れは洗うのが大変で、中々落ちず2回洗ったりすることも。
- カレーや麻婆系を食べた後、お皿がベタベタ
- フライパンの油がギトギトで落ちにくい
- スポンジに油が移って、ぬるぬるする
- お弁当箱の角が洗いにくい
そんな「油汚れあるある」を助けてくれるのが、富士の「魔法のスポンジ」です。

作るきっかけは、魔法シリーズ
魔法のふきんの発売がきっかけで、
魔法のフロアクロスなど様々なシリーズ化が進んでいき、
網戸用やフロアクロス、ふきんなど「魔法シリーズ」としていろいろなアイテムが展開されていきました。
その流れで、自然と出てきたのが、「次はスポンジもやろうよ」という案でした。
魔法シリーズが伸びているということは、
キッチンやお部屋の掃除で「困っている」「もっとラクにしたい」と感じている方が
それだけ多いということ。
富士では、
「この魔法シリーズで、これがあったら便利だよね!」という声をきっかけに、
みんなでアイデアを出し合いながら様々な商品を形にしていきました。
魔法のスポンジも、まさにそんな流れから生まれたアイテムでした。

レーヨンの面で、油汚れをカシャカシャ落とす
魔法のスポンジのポイントは、レーヨンの面。
もともと、魔法のふきんが人気だった理由のひとつが、
油汚れがついても、水だけで落としやすいという素材の良さでした。
油汚れって、スポンジに移るとぬるぬるするし、
洗うのが面倒ですよね。
そこで!魔法のスポンジは、油系をラクに洗うことができるように設計しました。

カレーや麻婆茄子を食べたあとのお皿、
ハンバーグや野菜炒めで使ったフライパンなど。
そういうベタつき汚れを、レーヨンの面で
「カシャカシャ カシャカシャ」と洗って落とすことで、油汚れの「ぬるぬる」をラクに落とせるようにしました。

泡立ち問題を解決するために、スポンジ面をプラス
でも実は、レーヨンでスポンジを作ろう!となったときに、
ひとつ壁になったのが泡立ちでした。
レーヨン面は油汚れを落としやすい反面、
それだけだと泡立ちにくいという弱点がありました。
そこで魔法のスポンジは、
泡立ちをよくするために通常のスポンジ面もプラス。
油汚れを落とす=レーヨン面
泡立ち=スポンジ面
この「2面の使い分け」があることで、
油汚れにも、普段の洗い物にも対応しやすい設計になっています。

洗いにくい角に届く、指ポッケという発明
魔法のスポンジで「これは便利…!」となるのが、指ポッケ。
お弁当箱って、角・四隅が多くて洗いにくいですよね。
角にスポンジがうまく入らなくて、洗い残しが気になる…。
毎日あらうお弁当箱だからこそ、ストレスが溜まるポイントです。

そこで魔法のスポンジは、
指を入れられるポケット(指ポッケ)をつけました。
スポンジの角に指を入れて細かいところまで洗うことができるので
お弁当箱の角や、細かい部分も洗いやすくなりました。
この指ポッケのアイデアは、デザイナーさん発の工夫。
「こういうのがあったら洗いやすいよね」と、みんなで意見を出し合う会議で挙がった案でした。
企画担当とデザイナーが一緒になって、
“日常の小さな困りごと”に向き合い、商品に落とし込む。
この日常の不便を解決していく姿勢に、富士のものづくりらしさを感じます。

こだわった、手のひらで握りやすいサイズ感
スポンジは汚れが落ちるのはもちろんなんですが、
実は「持ちやすさ」もかなり大事。
魔法のスポンジは、掌で握ったときに、握りやすいサイズ感になるように意識して作られています。
洗い物って毎日やることだからこそ、
ちょっとでも持ちにくいと、洗いにくかったりと小さいなストレスになるんですよね。
だからこそ、サイズ感を意識して商品サイズを決めていきました。
そして、使い終わったあとの扱いも、通常のスポンジと同じように、
スポンジ置き場などで乾かして保管すれば大丈夫です。
魔法のスポンジは、日常の中で使いやすい設計にこだわりました。

スポンジ使い分け派の、油汚れ担当に
洗い物をするとき、
- コップ用
- 食べ終わったお皿用
- 鍋・フライパン用
みたいに、スポンジを使い分けている方も多いのではないでしょうか。
魔法のスポンジは、特に油汚れが気になるものにおすすめです。
たとえば、ハンバーグを焼いたあとの油、野菜炒めの油、カレーのお皿のベタつき。
料理って、どうしても油を使うので、そのたびに「油でぬるぬるする問題」が出てきますよね。
そんなときに、レーヨン面で洗って落とせるのが、魔法のスポンジ。
毎日の洗い物のストレスを、少しでも減らしたい方は、
ぜひ一度試してみてください。