保存で差がつく!化粧品のベストな置き場所一覧

化粧品って、洗面台や棚に置きっぱなしになっていませんか?
実はその「いつもの置き場所」が、劣化や変質を早めてしまう原因になっていることも…。

せっかく良い成分が入っていても、保存状態によってはその力を発揮できないまま終わってしまうこともあるんです。
今回は、化粧水や美容液などのアイテム別の最適な保存方法と、
話題のEXOSOME・レチノールなど成分別の注意点も含めて、保存方法をご紹介します!

アイテム別|保存方法のポイント

■ 化粧水

【適温】15~25℃(常温・冷暗所)
【NG保存】直射日光、高温多湿、冷蔵庫での頻繁な出し入れ
【おすすめ保存場所】ドレッサーの下段引き出しの奥(仕切りケースに立てて収納)、リビングの扉付き収納棚の下段(専用ボックスにまとめて保管)

化粧水は水分が多いため、紫外線や温度変化の影響を受けやすいアイテムです。
直射日光が当たると成分が酸化しやすく、香りや使用感が変わったり、効果が弱まる原因になります。
また、冷蔵庫に入れて頻繁に出し入れすると温度差で結露が生じ、品質が落ちたり雑菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。
開封後はできるだけ早めに使い切ることも大切です。

■ 美容液
【適温】15~25℃(常温・冷暗所)
※ビタミンCやレチノールなどデリケートな成分配合の美容液は冷蔵保存がおすすめ
【NG保存】高温、直射日光、開封後の放置
【おすすめ保存場所】ドレッサーの下段引き出しの奥、リビングの扉付き収納棚など光が入らない場所
※デリケートな成分はチルド室の奥など温度が安定した場所にケースでまとめて保管すると安心

美容液は有効成分の濃度が高いため、保存環境の影響を受けやすいアイテムです。
直射日光や高温にさらされると成分が変質しやすく、効果が弱まる原因になります。
使用後はすぐにキャップを閉め、光や温度変化の少ない場所で保管することが大切です。

■ 乳液
【適温】15~25℃(常温・冷暗所)
【NG保存】高温、直射日光、湿気の多い場所(洗面所など)、冷蔵庫での保存
【おすすめ保存場所】ドレッサーの下段引き出しの奥、リビングの扉付き収納棚の下段など光や温度変化を避けられる場所

乳液は油分を多く含むため、冷やしすぎると成分が分離したり、テクスチャーが変化してしまうことがあります。
一方で高温は酸化や劣化を早める原因に。
そのため、窓際や湿気の多い洗面所は避け、クローゼットやドレッサーの引き出しなど直射日光や温度変化の少ない場所で保管するのが理想です。

■ 保湿クリーム
【適温】15~25℃(常温・冷暗所)
【NG保存】高温、直射日光、冷蔵庫での長期保管、フタを開けたまま放置
【おすすめ保存場所】ドレッサーの下段引き出しの奥、リビングの扉付き収納棚など、室内の暗くて温度変化の少ない場所
※使用後は必ずフタをしっかり閉める

クリームは油分や保湿成分を多く含むため、冷やしすぎると硬くなり、肌になじみにくくなることがあります。
一方で高温は成分の酸化や劣化を早める原因に。
使用後はフタをきちんと閉め、クローゼットやドレッサーの引き出しなど直射日光の当たらない場所に置くことで、乾燥や酸化を防ぎ、最後まで心地よく使えます。

■ パック(シートマスク)
【適温】15~25℃(常温・冷暗所、夏場はチルドも可)
【NG保存】高温、直射日光、温度差の大きい場所(冷蔵庫での頻繁な出し入れ)
【おすすめ保存場所】ドレッサーの下段引き出しの奥、リビングの扉付き収納棚など光や湿気の少ない場所
※夏場など室温が高い時はチルド室の奥に透明の保存ケースを置き、その中にシートマスクをまとめて収納すると安心

冷やして使うと心地よいパックですが、出し入れの多い冷蔵庫に入れると結露が生じやすく、衛生面のリスクがあります。
シートマスクは水分を多く含むため、紫外線や温度変化の影響を受けやすく、劣化や雑菌繁殖の原因になりやすいアイテムです。
基本は常温の冷暗所で十分ですが、夏場など室温が高い時はチルド室での保管も有効です。ただし頻繁に出し入れすると温度差による結露で品質が劣化する恐れがあるため注意が必要です。

■ オールインワンジェル
【適温】15~25℃(常温・冷暗所、夏場はチルドも可)
【NG保存】高温、直射日光、浴室や車内など温度差の大きい場所
【おすすめ保存場所】クローゼットの中、リビングの扉付き収納棚など光や湿気の少ない場所
※夏場など室温が高い時はチルド室の奥に透明の保存ケースを置き、シートマスクや美容液と一緒にまとめて収納すると安心

オールインワンジェルは水分を多く含むためデリケートで、高温にさらされると粘度や色が変化しやすくなります。
基本は常温の冷暗所で十分ですが、夏場はチルド室での保管も有効です。
ただし冷蔵庫に頻繁に出し入れすると温度差で結露が生じ、品質劣化につながる恐れがあるため、チルド室の奥にケースやジッパーバッグでまとめて保管し、温度変化を避けるのが理想です。


成分別|保存方法の違いと注意点

実は成分によって少し保存方法が異なる場合が。
成分の力をしっかり引き出すために、それぞれに合った保存方法を意識しましょう。

■ EXOSOME(エクソソーム)
【NG保存】温度差のある場所、直射日光
【おすすめ保存場所】ドレッサーの下段引き出しの奥(光が届かない場所)、リビングの扉付き収納棚、夏場はチルド室の奥に専用ケースを置き、まとめて保管

温度変化に弱く、分解しやすいデリケートな成分。
成分の安定性を保つには冷暗所が基本です。

■ レチノール(ビタミンA)
【NG保存】空気に触れる状態(光、高温)
【おすすめ保存場所】遮光性の容器に入れ、ドレッサーの下段引き出しやクローゼット内など光の当たらない場所、室温が高い季節はチルド室の奥にケースでまとめて保管

レチノールは光や酸素、熱に反応しやすく、とても不安定な成分です。
直射日光や高温にさらされると分解が進み、効果が弱まる原因になります。
開封後はなるべく早めに使い切り、使用後はしっかりキャップを閉めて密閉することが大切です。

■ ビタミンC
【NG保存】酸化しやすい環境(光・熱・空気)
【おすすめ保存場所】遮光容器のまま、ドレッサーの下段引き出しやリビングの扉付き収納棚など光の当たらない冷暗所、室温が高い季節はチルド室の奥にケースでまとめて保管

ビタミンCは酸化・光・熱に弱く、劣化が進みやすい成分です。
「密閉・遮光・冷暗所」の3つの条件をそろえて保存することで、成分の力をより長く保てます。
開封後はなるべく早めに使い切り、使用後はしっかりキャップを閉めて密閉することが大切です。

■ ヒアルロン酸
【NG保存】高温、乾燥、冷やしすぎ
【おすすめ保存場所】ドレッサーの下段引き出しやリビングの扉付き収納棚など常温の暗所

ヒアルロン酸は比較的安定した成分ですが、高温や乾燥で質感が変わりやすく、冷やしすぎるとジェルが硬くなることがあります。
そのため、温度と湿度が安定した暗所での保管が理想です。

「なんとなくここに置いている」が、実は化粧品の寿命を縮めていることもあります。
使いやすいからと窓際や洗面所に置いてしまうのは避け、安定した環境を意識しましょう。

実はダメ!NG保存場所
・洗面所:湿気と温度変化が大きく、雑菌が繁殖しやすく成分の劣化も早まりやすい
・冷蔵庫のドアポケット:開閉のたびに温度が上下し、安定した保存ができない
・キッチン周り(電子レンジ・冷蔵庫の上):熱や蒸気の影響を受けやすく、油分や水分を含む化粧品の品質が変化しやすい
・ポーチやバッグの中(持ち歩きっぱなし):外気温の影響を受けやすく、破損のリスクあり

普段何気なく使っている化粧品も、保存する環境を見直すだけで良い品質がキープできるかも。
今日からできる小さな工夫で、肌も気分も気持ちよく整えていきましょう!

Internet Explorerは
ご利用いただけません

現在ご利用中のInternet Explorerdは、推奨環境ではございません。
以下のブラウザをダウンロードの上、ご利用ください。