【製作秘話】BBQふきん

このコラムでは、富士社員がどんな想いで商品を作っているのか、
「製作秘話」をご紹介します。

今回ご紹介するのは、
BBQふきん」です。

バーベキューをしている時間は本当に楽しい。
でも、終わったあとに置かれた網や鉄板を見ると、油でベタベタ、焦げもついていて…。
「ああ、ここから片付けか…」と思うこと、ありませんか?

そんなBBQ後のちょっと面倒な掃除を、少しでもラクにできるのが「BBQふきん」です。

今回はこの商品について、富士のスタッフに聞いてみました。

 

アウトドア用品と、お掃除用品のいいとこ取り

話を聞いてみると、きっかけはアウトドア用品の企画が立ち上がったときのことでした。

「アウトドア向けの商品を考える流れがあって。
そのときに、富士が得意としているひとつ、お掃除用品とも絡められないかなと思ったんです」

そこで思い出したのが、実際にバーベキューへ行ったときの片付けのこと。

「キャンプ場って、洗剤が使えないことも多かった気がするんですよね。
とりあえず水だけでさっと洗って、帰ってからお母さんが洗剤を使ってきれいにしていたな…と思い出して。」

 

 

家のキッチンと違って、外で使ったあとの片付けは条件も限られます。
水場が遠かったり、洗剤が使いにくかったり。
その場では汚れをざっと落とすのが精一杯という状況も多いので、BBQのあとの掃除は意外と大変です。

そんなときに活かせそうだと考えたのが、市場でも好評な水だけで油汚れを落としやすいレーヨン素材でした。

「魔法のふきんみたいに、水だけで油汚れに強いものが使えそうだよね、という話になったんです」

さらにそこへ、国内の織物メーカーさんから新しい生地の提案があったことで、商品が一気に形になっていきます。

「ベトベトの汚れはレーヨン面、こびりついた汚れにはガシガシ面。
その2つを合体させたら、BBQ向けにちょうどいいんじゃないか、という流れでした」

 

片面はレーヨン、もう片面は特殊加工済アクリル繊維?

 

BBQふきんの特徴は、片面ずつ役割が違うことです。

「片面は、市場でも好評なレーヨンの面で、
もう片面には、特殊加工済のアクリル繊維。
油や焦げ、それぞれ使い分けができるんです。」

片面は、市場でも売れ筋商品に使われている、油汚れに強いレーヨン面。
もう片面は、こびりついた汚れを落とす「特殊加工済アクリル繊維」です。

サンプルが上がってきたあとには、社長から“長年の汚れ”が蓄積されたBBQコンロを借りて、実際に試したそうです。

「掃除してみたら、ピッカピカになって。これはいける!ってなりました」

話を聞きながら、富士が得意とするお掃除素材がアウトドアの世界へとつながっていく様子と、
そのときのみんなの盛り上がりを想像して、時間差で嬉しくなりました。

※「BBQふきん」のレーヨン面はナチュラルブラウンになります

 

“めっちゃ取れる”けど、使い方次第で気持ちよさが変わる

今回話を聞いていて、すごくリアルだなと思ったのが、使い方の話でした。

「焦げを取りたい!と思うとガシガシ面から使いたくなるけど、
最初はレーヨン面で油汚れを拭いて、
そのあとにガシガシ面でゴシゴシしてもらうのがおすすめの順番。」

話を聞いてみると、油がたっぷりついた状態でガシガシ面を試したところ、
汚れがアクリル繊維の生地に入り込んでしまったそうです。

「ガシガシ面をいきなり使っても取れるのは取れるんだけど、
油が入り込んじゃうと、そこはちょっとマイナスなんですよね」

売る側としては少し伝えるのに躊躇しそうな情報ですが、
だからこそ、いろんなケースを試してみて、皆さんにベストな情報を届ける、
その正直な姿は、富士らしいなと感じます。

 

 

ちなみに汚れの落ち具合をきいてみたところ、その成果にはかなり手応えがある様子。

「めっちゃ取れるんですよ!ほんと、すごく取れる。
網の焦げを黒い面の方でガシガシやると、みるみるうちに取れる感じがあります。」

その反応からも、この商品のよさがきれいごとだけではなく、
“ちゃんと落ちる実感がある”ことが伝わってきます。

 

実はアウトドア専用として、もっと小さくてもいいかもしれない

話している中では、今後のアイデアもいろいろ出てきました。

 

「これ、アウトドア専用で考えるなら、もっと小さくてもいいかもしれないよね。
コンパクトにして持ち運びしやすくするのもアリかも、っていう話も挙がりましたね。」

たしかに、BBQやキャンプで使うなら、 大きくてしっかりしたものより、
“1回で使い切る前提”または“持ち運びの便利さ”のコンパクトさが加わると良さそうです。

ただ、その一方で、サイズを小さくすると縫製の手間やコストの問題も出てくるらしく…。
こういう“作れそうで簡単ではない”話が出てくるのも、製作秘話らしいところです。

 

日本製の背景と、手間をかけて作るものづくり

今回の話の中では、縫製や日本製の背景にも話が広がりました。

 

「こういう織物や縫製って、結局人が縫う部分が多いんですよね。
日本製で作るって、やっぱり手間もかかるし、今は職人さんの高齢化もあるから難しいよね。」

毎日の暮らしの中では、つい“便利そう”の一言で見てしまう商品でも、
その裏には素材選びや縫製、そして作る人の手間があります。

BBQふきんは、派手な商品ではないかもしれません。
でも、こういう“ちょっと助かる”道具って、使ってみると意外と印象に残るんですよね。

楽しい時間のあとにくる、少し面倒な片付け。
その時間を少し軽くしてくれるものとして、BBQふきんは生まれました。

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

 

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