【企業対談】「おぉ!」が響く、ものづくりの現場にて

日常の「あったらいいな!」の実現に奔走する富士の開発チーム。
今日は、そんな開発チームに大きな力を貸してくれる協力企業さんとのミーティングに参加して、富士との出会いや、今まさに絶賛開発中商品の「試作品第二弾発表」なんかも、秘密は多いですがちらっと覗き見です。

 

今月の富士✕協力企業様!
【企業様DATA】
株式会社鳥越樹脂工業
・取締役 開発部長 長瀬 智紀氏
・ライフスタイル事業部 事業部長 児玉 一浩氏

製品のアイデアとなる企画から、実際にアイデアを形にしていく設計・開発、最適な製品にするための試作、成形・検査・組立梱包と、製品を生み出す全ての工程をおこなっている鳥越樹脂工業様。それぞれの専門分野のスペシャリストと独自のネットワークで、私たち富士の「モノづくり」を徹底的にサポートしてくださっています。
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鳥越樹脂工業様と富士は、かれこれ15年を越えるお付き合い(いつもお世話になっております)。
富士勤務10年以上の頼れる先輩よりもずっと前から、弊社と鳥越樹脂工業様は出会っていたことに驚きます。

個性的な人が多いと言われるわが社と、こんなにも長く良い関係を築いていただき、継続して私たちをサポートし続けてもらえていることに大感謝!の気持ちを携え、実は今回、私にとって初めての鳥越樹脂工業様訪問です。

 

 

打合せ場所となった千秋工場の周辺には鳥越さんカラーの紫色の大きな工場や建物がズラリ!
工場奥の倉庫では、大きなトラックやリフトで製品の積み下ろしをする様子も見えて、ドキドキ。
エントランスに飾られたショーケースには、鳥越さんが今までに作ってこられた色々な業界の大小様々な開発アイテムや製品、と、その中に「あわわ」発見!
仲間入りしている自社商品に、内心「わ~あわわだー!」と、誇らしくなります。

ここまで3分、5分とない到着から会議室までの道筋で、鳥越さんのモノづくりの現場感にワクワクソワソワしていましたが、今回同席が叶った打合せは、「試作品」の進捗共有会議。なんといっても弊社の開発チームが手塩にかけて開発中の新アイテムの「試作品」を見ることができるだけでなく、この開発を一緒に進めていただいている技術者さんとのお話は驚きがたくさんありました。

 

 

気になって仕方ない、木箱が開いた。

<ご注意>開発途中で詳しいことはお伝えできないため、雰囲気からご想像ください。

長瀬(鳥越樹脂工業様):「早速ですけど、今ちょっとイイ感じになってて、ちょっと今から試すんで、見てもらえます?」
富士メンバー:「おお~」「うんうん、なるほど、ほんとだ!」「え?つまりどういうこと?」
長瀬(鳥越樹脂工業様):「でね、ここからさらに~こうやってこうして…(細工中)、見ててください、行きますよ?」
富士メンバー:「おぉ!」「おぉ!」「おぉ!」
長瀬(鳥越樹脂工業様):「すごくないですか(笑)!」

 

気になって仕方なかった机の上の木箱が開いたとき、その場で体感していた私の感情と驚きもまさにこの会話の記録と寸分狂わずなのですが、少しだけ説明を加えていきます。

この木箱の正体は長瀬開発部長が富士の新製品検証のために作った「手作り実験検証装置」でした。
普段はあまりこのような貴重な時間に参加できないので、手作り感溢れるからこそ伝わってくる「完全オリジナル装置」に感動します。こうやって一つひとつの工程で、分かりやすいように作って試して見せてくれるという景色。

今が完成する道のりの何分目にいるのか気になります。

 

 

長瀬(鳥越樹脂工業様):完成までを100としたら、まだまだ。まだ20くらいのところかな。これも、こういうのがあったほうが富士さんも分かりやすいし、自分の席に置いてても邪魔にならないサイズで作れそうだったから、ささっと作ってみた。今段階の仕組みとかを理解しやすくなればいったん…と思うだけで、密閉具合とかこうやって人力で調整だし(笑)。途中一度、失敗というか、「そのサイズだと無理じゃないか!」って自分に突っ込んで、やり直したんだけど、でも十分。
伝えたかったこと、体感してもらいたかったことは伝えられたかな。

小澤(富士):いい実験でしたね。なるほどってなりました。あとは、この原理からすると完成の形状の理想はこのサイズだから…この部分がどうできるかですね…次の課題になりそう。理想はこんなふうにぐるぐるっと…さすがに理想のサイズで行こうとすると難易度はあがりますかね…でもこのサイズがいいな…。

長瀬(鳥越樹脂工業様):それも同時に考えてみましょ。あとは試して思ったのは、今はまだ「こっちがこうで、あっちがこう」という感じで五感で明確にわかることも多いけど、もう少しいくと正確な数字みたいなもので出したほうがいいかもですね。次の段階か、そろそろか、みたいな。

 

製品を完成させるまで、一つひとつのパーツ・部分部分の素材を決めるために何度も実験・検証がおこなわれているということを目の当たりにして、楽しそうと思う反面(以上に?)、これは大変なことだと認識。
同時に、弊社開発チームの「このアイデアを形にしたい!」という想いに対して、全力で技術と経験と実演・実行で応えてくださる鳥越樹脂工業様とのやり取りを目の前で聞いていると、私たちがアイデアを出すことを諦めずにいられる理由がここにあって、同じ熱量で並走したり、時にリードしてくれたりする仲間がいてくれる関係性に、なんて幸せなことだろうと感動します。

 

 

鳥越樹脂さんと富士との出会い、覚えてますか?

児玉(鳥越樹脂工業様):富士さんとの最初の出会いは確か、15年くらい前でしたよね。
うちも富士さんも出店していた関東の展示会で。流れはもうすっかり忘れてしまったけど、小澤さんと「同じ愛知の企業だから、一緒に何かできたらいいですね!」って話したのが始まりだったような…。

そのあとも、「何かできたら」の“なにか”はないけど、交流だけは続いていて、ずっと「何かしたい、何かしたい!」って話してましたよね(笑)。そうやって3年後くらい経って初めて、一緒に開発に取り組めたのが「あわわ」でしたよね。
あれ…?どのタイミングで川合さんと会ったかは覚えてないな~(笑)

川合(富士):えー!ちょっとひどいっ!
確か、私が初めて会ったのは「あわわ」の話が出てきた頃で、初めて「あわわ」の製品を見たときに、「めちゃすごいじゃん!!」って。今でも覚えてるけど、初めて見た時に本当にすごいと思って!!
でもそう、「あわわ」には感動しながらも最初、「なんだこのあやしい人は…」っておもってた。ごめん(笑)
でも話してみたらしっかりしてるし、ノリも良いし、営業マンの鏡だな~って感心したのを覚えてる。

児玉(鳥越樹脂工業様):
いやほら、基本的にはやっぱり、親しき中にも礼儀ありの気持ちでお客さまと関わらせてもらうようにしていて、富士の皆さんとも楽しく話させてもらってるけど、大前提でお客さんであることには変わりないから、きちんと「親しき中にも礼儀あり」の気持ちで関わらせてもらってますよ!

 

 

川合(富士):初めて会った時の私の印象と今は…変わった?

児玉(鳥越樹脂工業様):
い…いや…はじめは…?ってのはうそで(笑)。
「あわわ」見たときに「わあー!!」ってなってたのも覚えてるけど、まさに今の感じそのまんまの雰囲気だったから、川合さんは全然変わってないね。

川合(富士):そう思うと、もう出会ってから10年以上が経つんだね、早いよね~。
お陰様で「あわわ」が好評価をいただいて沢山売れた時も、急きょ鳥越さんが製造レーンを増やしてくれて。毎日次々と注文いただけて嬉しいんだけど、あんなになると想像してなくて、どうすればいいの!ってパニックになってたのを助けてくれて…鳥越樹脂工業さんには本当に感謝してる!その節はありがとうございました。

児玉(鳥越樹脂工業様):
そうそう、そうそう!発売後は本当にすごかった!注文が殺到して製造レーンを3から8に増設して。土日もフル稼働で対応してたからあの時は本当に大変だったけど、富士さんと一緒に走れたからこそ乗り越えられました。
こちらこそありがとうございます。

 

 

川合(富士):今は新しい美容雑貨を企画したいと思ってて。それも第二の「あわわ」のような。
やっぱり「あわわ」を初めて見たときに感動しない女性はいない!と思うんだよね。だから、そのくらい感動してもらえるような、みんなが「そう!これが欲しかった!」って喜んでくれるような商品をもう一度作りたい。
もちろん「あわわ」も今も変わらず自信を持っていい商品だと言えるし、初めて見た人はきっと感動してくれるはずだから、リバイバルじゃないけど、まだ知らない人たちにまた知ってもらえて「なにこれ!すごい!」ってなってくれるといいなと思うし。

児玉(鳥越樹脂工業様):
確かに「あわわ」は今でもずっと富士さんの売れ筋商品だから、発売開始からもう10年経ったけど、5歳だった子が15歳になって「何これ!」って感動してくれると思う。
今の若い子の中には、まだ美容雑貨というものに対する興味が高まってなかったり知らない子がいるはずだから、洋服みたいなリバイバル、くる可能性もあるよね。

 

 

川合(富士):鳥越さんの「あわわ」は本当に設計も仕上がりもしっかりしてて全然壊れないから、いつリバイバルでブームがやってきたとしても、余裕で応えられるよね!というか、むしろ壊れなさすぎて困るくらいだけど(笑)。

児玉(鳥越樹脂工業様):いや、そこはやっぱり鳥越樹脂工業ならではの「技術力!」です。試行錯誤しながら設計して調整してを繰り返して、みなさんに長く安心して使ってもらえるように作ってますから。僕らも富士さんと一緒に作った「あわわ」に同じくらい思い入れがありますよ!
そうだ、「あわわ」のシリーズ「あわわプチ」のアイデアは誰が出したんです?

川合(富士):あれは富士社員のひとりが「旅行用に小さいサイズがあったらどこにでも持って行けていいのに~」っていうひとことから生まれたの。それは自慢のひとつだけど富士は本当に「働きやすい会社」で、在宅や時短の社員とか、女性も多く働いてて。産休や育休から戻ってきた社員も多かったりするから、自然といろんな世代・立場の声が集まるの。

そのひとことを聞いてすぐ、「小さいサイズ作りたいです!」って鳥越樹脂さんに相談した(笑)。
「あわわプチ」も、見た目のデザインだったりサイズだったり、泡の細かさとか使い心地とか、色んなこだわりがどうしても捨てきれないから、試行錯誤にたくさん付き合ってもらったね~。

児玉(鳥越樹脂工業様):
ありましたね~。プチはプチで、大変でしたよね。
でも社員さんとの雑談から出たアイデアが、そのまま商品になるってすごいですね。
確かにアイデアって、「さぁ考えましょう」って真面目に話してるだけだと意外と出てこなくて、打合せの中でも雑談とかの何気ない会話の中で浮かんだりしますよね。

川合(富士):ほんとにそう。何気ない会話のときに「あ、それいいかも!」って。
だからほら、次回の打合せはね。実店舗に行って実際に色んな商品を見に行くじゃない?
それこそ「何気ない会話をする計画」で(笑)、よろしくお願いします!

 

 

日常の「あったらいいな!」の実現から生まれる富士のものづくり。

その過程には、色々な企業様・多くの方々との関わりがあり、
店頭に並ぶ製品が完成しているんだ…ということをしみじみと実感しました。

鳥越樹脂工業様の豊富な経験と確かな技術力にお力添えをいただきながら、
富士が目指す「日常のちょっとした“あったらいいな”」を
一緒にかたちにしていければと考えております。

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