【製作秘話】今の形でもう一度。茶洗顔石けんができるまで

このコラムでは、富士社員がどんな想いで商品を作っているのか、
「製作秘話」をご紹介します。

今回ご紹介するのは、
茶洗顔石けん」です。

最近、抹茶やお茶を使った商品を見かける機会が増えています。

抹茶ラテやお菓子などの食品だけでなく、洗顔料やフェイスマスクなど、美容・日用品の売り場でも「抹茶」「お茶」の文字を目にすることが増えてきました。

どこか和の雰囲気があり、すっきりとした印象もあるお茶を使った商品。
今回は、そんなお茶を使った洗顔石けんについて、商品化の背景を富士のスタッフに聞いてみました。

 

きっかけは、市場・売り場の傾向から

茶洗顔石けんが生まれた背景には、最近の抹茶ブームや、お茶を使った商品の広がりがありました。

お茶の石けんと聞いて、
「そういえば、昔流行ったことがあったな」と思い出す方もいるかもしれません。

まさに富士でも、以前お茶石鹸が注目されていた時期に、一度お茶の洗顔石けんを扱っていたことがあったそうです。

「今、抹茶ブームじゃないですか。
売り場に行っても、カフェラテから洗顔、フェイスマスクまで、いろんな抹茶商品が多くて。
その話になったときに、抹茶じゃないけどそういえば富士にも昔、お茶石鹸があったよね、今にぴったりなんじゃない?という話になったんです」

市場の変化を捉え、過去に扱っていた良い商品を今の形でもう一度見直す。
今回の茶洗顔石けんは、そんなところから動き出した商品でした。

 

昔の商品を、そのまま復活させたわけではない

以前扱っていたからといって、今回新たに茶洗顔石けんを販売するにあたり、同じものを再現したわけではありません。

「当初の製品のレシピとは違っていて。
製造工場の方と話していて、こういう成分を入れることもできるよとご提案いただいて」

話を聞くと、製品を作る工場というのはそれぞれに、取り扱っている成分が少しずつ違うとのこと。

今回新たに茶洗顔石けんを作るにあたって、いつも開発時にお世話になっている工場の方からご提案をいただいたそうです。

「いい意味で、昔とは全く違う、良いものができたと思う」

過去に扱っていた商品への思いはありながらも、周りのアドバイスや今の市場、今のお客様に合う形で改めて商品化した新商品。
そういうところに、富士らしい商品への向き合い方を感じます。

 

使ってみると、つるんとした洗い上がり

 

実際に使ってみた感想も聞いてみました。

洗顔石けんは、成分や見た目だけでなく、やっぱり使い心地が気になるところです。

泡立ちはどうなのか。
洗い上がりはどうなのか。
毎日の洗顔に取り入れやすいのか。

スタッフに聞いてみると、返ってきた言葉はとてもシンプルでした。

「使いました。つるつるになります。
洗い上がりの時も、するっとする感じがあります。
ツルン、という感じで。いい感じです」

この「ツルン」という言葉が、すごく分かりやすいなと思いました。

洗顔後の肌がすべすべするような、するっとした洗い上がりの心地よさ。
もちろん、化粧品なので大げさなことは言えませんが、毎日使う洗顔石けんとして、洗い上がりの気持ちよさは大切です。

お茶のイメージにある、すっきりとした雰囲気。
そして、洗ったあとに感じるつるんとした心地よさ。
そこも、茶洗顔石けんの魅力のひとつです。

 

泡立てネットで、より濃い泡に

 

石けんタイプの洗顔は、泡立てるひと手間があるからこそ、しっかり泡をつくって洗いたいもの。
そこで今回の茶洗顔石けんには、泡立てネットも付けました。

手だけで泡立てることもできますが、
泡立てネットを使うことで、より濃い泡を作りやすくなります。

「泡立てネットで泡立てると、手だけで泡を作るより濃い泡になります。
なので、ちょっとでもいい泡を立ててもらおうと思って、泡立てネットもつけました」

泡立てネットが付いていることで、
石けんタイプの洗顔に慣れていない方でも、取り入れやすくなっています。

 

“ブームに乗った”だけではない商品づくり

今回の話を聞いていて印象的だったのは、
単に「抹茶が流行っているから作りました」という話ではなかったことです。

たしかに、抹茶やお茶の商品は今、いろいろな場所で見かけます。

でも富士の場合は、一度扱っていたからこそ、商品の良さも知っている。
一方で、昔と同じものをそのまま出すのではなく、
今の工場で作れるものとして、改めて商品化している。

そうやって、過去の商品を今の形で見直すことも、
富士の商品づくりのひとつなのだと感じました。

「お茶石鹸自体はいい石鹸だったので、
求めてくれるユーザーがいるなら、今の形で改めて出してみようか、というところですね」

この言葉にも、ただ流行を追いかけるだけではない、
商品そのものへの前向きな気持ちがあるように思います。

一度は扱いをやめた、お茶の洗顔石けん。
けれど、最近の抹茶やお茶商品の広がりを見て、「今の形でもう一度」。

そんな思いから生まれた茶洗顔石けん。
ぜひ、毎日の洗顔に取り入れてみてください。

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